「月夜見茶のおともに 2024年の月暦 」
立秋から早くもひと月近くが過ぎ、9月17日の十五夜から今年のお月見シーズが始まります。
店先に並ぶ和菓子も、さつま芋や栗、柿などの素材が秋の訪れを教えているようですね。
そして秋を目いっぱい楽しむためにも、お月見は外せないイベントです。
そんなわけでぜひ、烏兎の月暦をご活躍ください。
「2024年9月の月暦」
2日 晦日月
3日 新月(乙女座の新月)
4日 二日月
5日 三日月
11日 上弦の月、九夜月
12日 十日月
15日 十三夜
16日 小望月
17日 十五夜、中秋の名月、芋名月、三五の月
※9月17日は中秋の名月です
18日 満月(魚座の満月)、十六夜、部分月食
19日 立待月
20日 居待月
21日 寝待月
22日 更待月
25日 下弦の月、二十三夜
28日 二十六夜
★トピックス 9月17日 十五夜(中秋の名月)
9月17日は皆さんもよくご存じの中秋の名月ですね。
お団子を食べたりススキを飾ったり、様々に楽しまれると思います。
台風の多い今年、せっかくの十五夜はお天気に恵まれるといいですね。
「2024年10月の月暦」
2日 晦日月
3日 新月(天秤座の新月♎)、金環日食
4日 二日月
5日 三日月
11日 上弦の月、九夜月
12日 十日月
15日 十三夜、後の月
※10月15日の十三夜は後の月です
16日 小望月
17日 満月(牡羊座の満月)、十五夜、スーパームーン
18日 十六夜
19日 立待月
20日 居待月
21日 寝待月
22日 更待月
24日 下弦の月
25日 二十三夜
28日 二十六夜
31日 晦日月
★トピックス 10月15日 十三夜、後の月
10月15日の十三夜は後の月、栗名月、豆名月とよばれ、江戸時代には中秋の名月、二十六夜待と合わせて三大月見と呼ばれたお月見の一つで、特に美しい月とされています。
十五夜の月見と十三夜の月見は江戸時代からセットになっていて、どちらか一方しか見ないことを「片月見(または片見月)」と呼んで縁起がよくないといわれています。
ぜひ9月の中秋の名月と10月の十三夜、どちらもご覧くださいませ。
「2024年11月の月暦」
1日 新月(蠍座の新月)
2日 二日月
3日 三日月
9日 上弦の月、九夜月
10日 十日月、十日夜
※11月10日の十日月は十日夜(とおかんや)です
13日 十三夜
14日 小望月
15日 十五夜
16日 満月(牡牛座の満月)、十六夜
17日 立待月
18日 居待月
19日 寝待月
20日 更待月
23日 下弦の月、二十三夜
26日 二十六夜
30日 晦日月
★トピックス 11月10日 十日夜(とおかんや)
十日夜は農耕行事ですので、お月見を楽しむための行事ではないのですが、月にお供えをするなどの風習があり、秋のお月見は旧暦10月10日の十日夜をもって終了となります。
秋を十分楽しんだね、また来年頑張ろうねと区切りを付ける一日。
ぜひこの十日夜まで秋のお月見としてお楽しみんくださいませ。
吹く風も少し涼やかさを感じるようになる秋。
秋は悲しみの季節ですが、そんなもの悲しさを大きな慈愛で包むような月明かりの大きな暖かさ。
月読神の名をいただいた月夜見茶をお供に、ぜひ秋の月をお楽しみくださいませ。
令和6年 新秋の候
暦のお茶 烏兎