2021/06/21 10:31
7月7日、織姫と彦星が一年に一度だけ逢うことができるという七夕は、古来からある五節句の一つ。
夏至から暦のお茶 烏兎では、期間限定のお茶「七夕茶」を販売いたします
素材は7種類。クマ笹、クコの実、みかんの皮、ハトムギ、黒豆、レモングラス、蓮の実
素材の由来は童謡の「たなばたさま」という歌から
ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎん砂子五しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる
1番に出てくる「きんぎん砂子」は金箔や銀箔を細かく粉にするもので、蒔絵などの装飾に使われます。
歌の中では星空や天の川を表しています。
そして2番の最初「五しきの短冊」とは、五色の短冊のことですが、この五つの色は、五行説での色を指しています。
緑(木)、赤(火)、黄(土)、白(金)、黒(水)の五色ですね。
端午の節句に空を泳ぐ鯉のぼり、一番上に五色の吹き流しがありますが、こちらも同じ由来によるものです。
陰陽五行はこんな身近にあるんですね。
新作の七夕茶はこの五色の短冊と金銀砂子で作りました。
もちろん、木火土金水からなる五性も素材できちんとそろえています。
この五行のお茶に、金と銀の素材を加えて完成したのが「七夕茶」です。
この時期だけの短い販売ではありますが、五行を整えるお茶として七夕前からお飲みいただけると嬉しいです。
すっきりさわやかなブレンドは多くのベースと相性が良く、特に緑茶ベースやジャスミン茶ベースがイチオシです。
こちらは悪祓と善祓の対をイメージして、1個を割って2杯だけにお入れしている蓮の実です
蓮の実が入ったお茶が出てくるのを楽しみにお飲みいただけたら幸いです。
七夕茶の販売は7月4日まで。
昨年大人気だったお茶です。
ぜひお試しくださいませ。
暦のお茶 烏兎