2021/03/01 19:02
3日 上司の節句(雛祭り)・耳の日・十二直 成(万物成就の日)
5日 二十四節気 啓蟄・鬼宿日(二十八宿の最良日)
6日 下弦の月☽・大安吉日
7日 一粒万倍日
9日 十二直 除(不浄を除く日)
10日 十二直 満(万物が満ちる日)
11日 十二直 平(万事に吉日)
12日 大安吉日
13日 新月☽
14日 一粒万倍日
16日 大安吉日・十二直 成(万物成就の日)
17日 甲子日・お彼岸入り
19日 一粒万倍日・牛宿日(二十八宿の吉日)
20日 春分の日・お彼岸お中日
21日 上弦の月☽・春の社日・十二直 除(不浄を除く日)
22日 大安吉日・己巳日・十二直 満(万物が満ちる日)
23日 お彼岸明け・十二直 平(万事に吉日)
25日 二十八宿 奎(万事に大吉日)
26日 一粒万倍日
28日 大安吉日・十二直 成(万物成就の日)
29日 満月☽
31日 天赦日・一粒万倍日
お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ。
3月の行事もいろいろありますが、一つずつお伝えしていきたいと思います。
雛祭りは一年間に五つある節句のうちの一つ、上巳の節句に行われます。
五節句とはこちらの五つの節句のことです。
もともとの上巳の節句は邪気が入りやすく不安定なこの時期に、厄を祓って無病息災を願う行事として伝わってきました。
それが時代の流れとともに徐々に形を変え、現在のひな祭りの形式で残るようになりました。
上巳の節句というのは、「上旬の巳の日」に行われていたことに由来します。
干支暦が生活に密着していた名残ですね。
女の子がいないおうちには雛飾りは置いていないかもしれませんが、邪気を祓う植物である桃を飾って、桜餅や、いくつになっても嬉しい雛あられを愉しむといいと思いますよ。
美味しいお茶も、お忘れなくです。
17日から23日までは春のお彼岸となります。
お彼岸の中日は21日です。お墓参りはこの日に行きます。
春のお彼岸には牡丹餅ですね。
ぜひ美味しいお茶と一緒に、いただいてくださいませ。
お彼岸は仏教の行事で彼岸(極楽浄土)と此岸(現世)がつながる期間になります。
ですので本来であればこの時期は仏教修行に励み、精進料理を食べて過ごします。
甲子日(きのえねび)と己巳日(つちのとみび)、日の干支は60日で一巡しますので、こちらのコーナーでもよくご紹介しています。ご存知の方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
甲子日と己巳日はどちらも干支暦の中で縁起の良い日となります。
甲子日は六十干支の最初にあたり、特に縁起がよい干支とされています。
(ちなみに甲子の年は、60年でもっとも縁起が良い年となります)
甲子日はスタートに適した日ですので、何かを始めるのにこの日を選ぶと良いと思いますよ。
また己巳日は弁財天様を祀る日です。
弁財天様は美と芸、そして金運に強い神様です。
そんな日に作ったお茶を飲むと、なんだかいいことありそうに感じませんか?😊
社日とは土の神様(土地の神様)を祀る日で、年に二回、春分の日と秋分の日に近い戊の日が社日となります。(戊は五行で土)
春の社日には豊作を祈願し、秋の社日には収穫を感謝します。
お彼岸は仏教行事ですが、社日は神道行事になります。
そのため、この日はご先祖さまではなく氏神様にご挨拶に参ります。
当店をご利用のお客様はよくご存じの吉日かと思いますが、数ある暦注の中でもっともよい日とされているのが、この天赦日です。
この日の天赦日は2021年では2度目、立春からの新しい年では最初の天赦日となります。
暦で萬良しとされ、天の赦しがあるという天赦日は、一年間にだいたい5日~7日くらいしかありません。
※2021年の天赦日は6日です。
甲子日や己巳日も60日に1回ですので、こちらもだいたい年間6~7日あるのですが、吉日として比べると天赦日に勝るものはなく、極上の吉日となります。
次回の天赦日は6月15日とだいぶ先になりますので、よろしければお茶のお作りのご依頼をお待ちしております。
それでは、今月も吉日のお知らせをお送りさせていただきました。
よろしければまた来月も楽しみにお待ちください。
ありがとうございました。
暦のお茶 烏兎