2020/10/30 19:12
2020年の吉日のお知らせも早いもので11回目です。
あと1回お伝えしたら、今年もおしまいですね。
今年は本当に、落ち着かない日々でしたね。
未だ大きく状況は変わっていないのですが、それでも日々は過ぎていくものですから、師走前のこのひと月、大事に過ごしていただけたらと思います。
それでは、今月も吉日のお知らせをお送りいたします。
1日 天赦日
2日 一粒万倍日
4日 十二直 除(不浄を除く日)
5日 十二直 満(万物が満ちる日)・奎宿日(二十八宿の吉日)
6日 大安吉日・十二直 平(万事に吉日)・秋土用明け ←暦のお茶 秋「秋思」販売この日までとなります
7日 二十四節気 立冬・十二直 平(万事に吉日) ← 暦のお茶 冬「こたつでみかん」販売開始です。ほかにもシンプルブレンドやベースのお茶だけなど、いくつか販売します
8日 下弦の月☽
12日 大安吉日・十二直 成(万物成就の日)
13日 鬼宿日(二十八宿の最良日)
14日 一粒万倍日
15日 新月☽・一粒万倍日
16日 大安吉日
17日 甲子日・天赦日・十二直 除(不浄を除く日)
18日 十二直 満(万物が満ちる日)
19日 十二直 平(万事に吉日)
22日 上弦の月☽・二十四節気 小雪・己巳日・大安吉日 ←月夜見茶の販売はこの日までとなります
24日 十日夜☽・十二直 成(万物成就の日)
26日 一粒万倍日
27日 一粒万倍日・牛宿日(二十八宿の吉日)
28日 大安吉日
29日 十二直 除(不浄を除く日)
30日 満月☽・十二直 満(万物が満ちる日)
お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください。
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります。
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ!
今月の行事を取り上げますね。
まずは天赦日から。
今月は2020年最後の天赦日がやってきます。
天赦日はその文字の通り、天の赦しがある日といわれ、暦上では最上の吉日とされています。
年に6~8日ほどしかありません
どんなふうに決まっているかというと、天赦日は春は戊寅の日、夏は甲午の日、秋は戊申の日、冬は甲子の日になります。
というわけで2020年の残りの天赦日は、11月1日の戊申の日と、11月17日の甲子の日で終りとなります。
特に17日の天赦日は甲子日であること(甲子日は六十干支の中でもっとも縁起の良い日です)、十二直では不浄を祓い百の凶を除くという「除」の日が重なっています。
甲子日はこの日に何かを始めると縁起が良いとされる日ですし、除の日は不浄を祓いますのでお薬の飲み始めなどに適しています。
お薬ではなく、サプリメントなどもよいと思います。
ぜひ有意義にお使いください。
22日の己巳日は、福を授ける神様、弁財天の縁日になります。
芸事に長けた神様ですが、何より嬉しいのは金運に良い日という点ですね。
(言ってることが俗っぽいですね。すみません😓)
何にせよ、縁起の良い日は嬉しいものです。
お財布を買ったり貯金したり、くじを買ってみたり、楽しい過ごし方を見つけてくださいね。
さて、24日にはお月見シーズンの締めでもある十日夜があります。
月夜見茶も22日で販売終了となりますので、どうぞよろしくお願いします。
今月まで、月の暦をお知らせしておきます。
11月1日 十六夜 別名を既望(既に望の意味)や不知夜月(いざよいづき)ともいい、いざよいとはためらうことで、月の出が少し遅くなり、ためらいながら出てくる月という意味のようです
11月2日 立待月 月はまだかと立って待ってしまうことです 少しずつ月の出が遅くなるのがわかるようです
11月3日 居待月 昨日は立って待った月ですが、遅くなるので座って待とうという月になります
11月4日 寝待月 寝て待つ月です 臥待月とも呼ばれます もう寝ながら待ちます
11月5日 更待月 夜更けに昇る月を待ちます 別名を亥中の月ともいい、亥の刻に出る月という意味で、だいたい22時ごろです
11月8日 下弦の月
11月10日 ※十日夜 11月24日の十日夜を、この日に行う地域もあります
11月11日 二十六夜 逆さ三日月の状態で昇ります 二十六夜の月待ちも願いが叶うといいます
11月14日 晦日月 月は姿を隠します 月篭りから晦(つごもり)と呼ばれるようになりました
11月15日 新月、朔、朔日、月発ち、月立ち
11月16日 繊月 別名を二日月(ふつかづき)いい、月は見えないことが多いのですが、まれに繊維のように細い月が見えたことかららこのように呼ばれています
11月17日 三日月 新月後、最初に見える月です 月の出と書いて朏という字で書かれることもあります
11月22日 上弦の月
🌝11月24日 十日月 特に旧暦十月十日の月見が特別とされています
※特に11月の十日月は別名を十日夜(とおかんや)といい、田畑を守ってくれた案山子を下ろし、収穫を祝ってお月見をします 別名を三の月とも呼び、十五夜、十三夜とともにお月見を楽しまれています
11月27日 十三夜 満月の次に美しい月といわれています
11月28日 小望月 満月の前の月 待宵の月、幾望とも呼ばれます(幾は近いという意味)
11月29日 十五夜
11月30日 満月 別名は望(ぼう)、望月(もちづき)ともよばれ、ネイティブアメリカンの呼び名では Beaver Moon(ビーバームーン)やFrost Moon(霜月)で、Frost Moonは日本と同じですね
お月見というよりも夜に行う収穫祭ですが、十日夜をもって秋のお月見もおしまいです。
この日までお月見を楽しんでいただけたらと思います。
今月は以上となります😊
立冬から暦のお茶「冬」が発売になります。
こたつでみかん、よろしくお願いします。
また、この日からシンプルなブレンドがいくつかとベースのお茶だけの販売も始まります。
どうぞよろしくお願いいたします。
長い文章をお読みいただいて、ありがとうございました。
季節の変わり目、くれぐれもご自愛の上養生しながらお過ごしください。
ありがとうございました。
暦のお茶 烏兎