月夜見茶についてのお話です。
夏が終わり陽の季節から、これからは陰に向かい、月の力が強くなっていきます。
月夜見茶の名前の由来になった=月読命(ツクヨミノミコト)は、月の神様です。
月の神様というのは、人の運勢を司っているといわれています。
そのため、月読命(ツクヨミノミコト)は占いの神様でもあるんですよ。
月読=月を読むのは運勢にほかなりませんよね。
例えば、月の満ち欠けは出産に影響しますが、生まれる日というのはすべての運勢の始まりとなり、一生関わってくる重要なものです。
月の力が運勢に影響があるのは、至極当たり前のことということですね。
陰陽では陰に属す女性は、月の影響を受けやすく、月夜見茶はそんな女性の体を整えるお茶にお作りしています。
ちなみに月夜見茶の月夜見というのは当て字ではなく、月読神の正式な別名になります。
月夜見、つまり、月を拝するお茶を飲みながら、ぜひ秋の夜長を楽しんでいただけたらと思います。
今年の月夜見茶は11月22日までの販売です。
2020年9月の月暦
9月1日 小望月 満月の前の月 待宵の月、幾望とも呼ばれます(幾は近いという意味)
9月2日 満月 別名は望(ぼう)、望月(もちづき)ともよばれ、ネイティブアメリカンの呼び名ではHarvest Moon(収穫月)です
9月3日 十六夜 別名を既望(既に望の意味)や不知夜月(いざよいづき)ともいい、いざよいとはためらうことで、月の出が少し遅くなり、ためらいながら出てくる月という意味のようです
9月4日 立待月 月はまだかと立って待ってしまうことです 少しずつ月の出が遅くなるのがわかるようです
9月5日 居待月 昨日は立って待った月ですが、遅くなるので座って待とうという月になります
9月6日 寝待月 寝て待つ月です 臥待月とも呼ばれます もう寝ながら待ちます
9月7日 更待月 夜更けに昇る月を待ちます 別名を亥中の月ともいい、亥の刻に出る月という意味で、だいたい22時ごろです
9月10日 下弦の月、二十三夜 二十三夜の月待ちは願いが叶うといいます
🌝9月13日 二十六夜 逆さ三日月の状態で昇ります 二十六夜の月待ちも願いが叶うといいます
※特に9月の二十六夜は江戸時代に中秋の名月(十五夜)、後の月(十三夜)と合わせて三大月見と呼ばれたお月見の一つで、月光の中に弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)の姿が現れるといわれています
9月16日 晦日月 月は姿を隠します 月篭りから晦(つごもり)と呼ばれるようになりました
9月17日 新月、朔、朔日、月発ち、月立ち
9月18日 繊月 別名を二日月(ふつかづき)いい、月は見えないことが多いのですが、まれに繊維のように細い月が見えることかららこのように呼ばれています
9月19日 三日月 新月後、最初に見える月です 月の出と書いて朏という字で書かれることもあります
9月24日 上弦の月
9月26日 十日月 特に旧暦十月十日の月見が特別とされています
9月29日 十三夜 満月の次に美しい月といわれています
9月30日 小望月 満月の前の月 待宵の月、幾望とも呼ばれます(幾は近いという意味)
月夜見茶の話と月の暦、ぜひお茶のお供にお楽しみください。
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