2020年9月の吉日のお知らせ
1日 一粒万倍日
2日 満月☽・天赦日(暦で最も良いとされる日、年に5~7日ほどしかありません)
3日 十二直 除(不浄を除く日)
4日 大安吉日・十二直 満(万物が満ちる日)・牛宿日(二十八宿の吉日)
5日 十二直 平(万事に吉日)
6日 一粒万倍日 ←暦のお茶夏「清夏」この日で販売終了です
7日 二十四節気 白露
9日 一粒万倍日・重陽の節句
10日 下弦の月☽・大安吉日・二十八宿 奎(万事に大吉日)
11日 十二直 成(万物成就の日)
13日 二十六夜待ち ←月夜見茶をどうぞ 二十六夜待ちについて詳しくはこちらへ
14日 一粒万倍日
16日 大安吉日
17日 新月☽・十二直 満(万物が満ちる日)
18日 甲子日・十二直 平(万事に吉日)・鬼宿日(二十八宿の最良日)
20日 大安吉日
21日 一粒万倍日
22日 二十四節気 秋分・彼岸中日・秋の社日
23日 己巳日・十二直 成(万物成就の日)
24日 上弦の月☽
26日 大安吉日・一粒万倍日
28日 十二直 除(不浄を除く日)
29日 十二直 満(万物が満ちる日)
30日 十二直 平(万事に吉日)
お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください。
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります。
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ!
トピックス・2020年9月の行事
2日 天赦日
今年に入って5日目の天赦日です。
天の赦しがあるという天赦日は、暦注でもっともよい日とされ、年に5~7日くらいしかありません。
そのほかの凶日(例えば仏滅など)と重なっても、天赦日は何に用いてもよい萬良しの日なので、問題ありません。
また、この日の天赦日は満月とも重なっていますので、陰と陽のパワーが強い特別な日になります。
今年の天赦日は全部で7日ですが、次回11月1日と11月17日で終わります。
ちなみに来年は6日しかありませんので、貴重な日として、有意義にお過ごしください。
天赦日はお茶のお作りのご依頼も多く、ご希望のお客さまはぜひお早めにお知らせください。
9日 重陽の節句
重陽の節句は端午の節句や七夕の節句と同じ、五節句のひとつです。
重陽=陽が重なるという意味ですが、九という数字は極陽の数字ですので、最大の陽が重なるおめでたい日とされています。
菊の季節であることから、重陽の節句には菊の花を愛でたり、菊の花を使ったお茶やお酒を楽しんだりします。
当店にも菊花茶シリーズがありますので、よかったらお飲みください。
13日 二十六夜待ち
二十六夜の月の出には、阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の弥陀三尊の姿が現れ、この日の月の出を拝むと、願いが叶うといわれていました。
この日の月は逆三日月という形になり、お月見としては寂しい感じもします。
ですが江戸時代には中秋の名月(十五夜)、後の月(十三夜)と合わせて三大月見と呼ばれて大いに楽しまれた風習ですので、ぜひ江戸っ子の気持ちになってお楽しみいただけたらと思います。
昨年もご紹介していますが、こちらのブログに大変趣のある解説が書かれていましたので、よかったらぜひ読みに行ってもらえたらと思います。
二十六夜待ちは陰暦1月と7月の年2回のみです。
18日 甲子日 23日 己巳日
甲子日(きのえねび)と己巳日(つちのとみび)はどちらも干支暦で縁起の良い日です。
干支暦はこれまでの歴史の中で、一度も改編されていない最古の暦です。
還暦の由来もこの干支暦から来ています。3)
甲子日というのは六十干支の最初にあたり、特に縁起がよいとされています。
(ちなみに甲子の年は、もっとの縁起が良い年となります)
スタートに適した日ですので、この日に作られたお茶や、この日からお茶を飲むなど、とてもよいと思います。
また己巳日は弁財天さまを祀る日で、弁財天さまは美と芸と金運に強い神さまですので、こちらも縁起の良い日となっています。
干支は60日に一度巡ってきますので、年に6回くらいありますね。
19日~25日 お彼岸、秋分
秋のお彼岸ですね。
8月はお盆がありましたが、お彼岸はご先祖様が戻るという考えとは少し違っていて、春分、秋分という昼夜の長さがほぼ等しくなり、真東から太陽が昇り真西に沈む時期に、彼岸(あちら側の世界)と此岸(こちら側の世界)がつながると考えられています。
もともと彼岸という言葉はサンスクリット語の「波羅蜜多」に由来していて、彼岸とは仏教で悟りの世界を指します。
お彼岸には六波羅蜜といわれる修行があり、それを行うために彼岸入りから彼岸明けまでの7日間があります。
興味のある方は六波羅蜜の修行で調べてみてくださいな。
ひとまずは、おはぎを食べながら当店のお茶を飲んでいただけたら嬉しいです😊
22日 秋の社日
社日は年に2回、春分と秋分に近い戊(つちのえ)の日に行われる行事で、春には豊作祈願、秋には収穫感謝で産土の神様をお祀りします。
こちらは神道の行事ですね。
この日は大地の恵に感謝しながら、産土の神様を参拝するのがよいとされています。
感謝の気持ちでお茶をいただく、そんな日にしてくださると嬉しいです。
以上となります。
良い日のお作りのご希望がありましたら、お気軽にお知らせください。
ありがとうございました。
暦のお茶 烏兎