2020/07/01 22:26
1日 半夏生・一粒万倍日
2日 一粒万倍日
3日 大安吉日・十二直 除(不浄を除く日)
4日 十二直 満(万物が満ちる日) ←夏越のお茶の販売この日まで
5日 満月☽・十二直 平(万事に吉日) ←七夕茶とクマ笹の葉の天の川の販売この日まで
7日 七夕の節句・二十四節気 小暑 ←七夕茶飲んでください
9日 大安吉日
10日 牛宿日(二十八宿の吉日)
11日 十二直 成(万物成就の日)
13日 下弦の月☽・お盆の迎え火
14日 一粒万倍日
15日 盂蘭盆会・中元・大安吉日 ←お中元に烏兎のお茶はいかがでしょう
16日 初伏・賽日、藪入り、閻魔詣り・お盆送り火・十二直 除(不浄を除く日)・二十八宿 奎(万事に大吉日)
17日 一粒万倍日・十二直 満(万物が満ちる日)
18日 十二直 平(万事に吉日)
19日 夏土用入り
20日 甲子日
21日 新月☽・土用の丑の日
22日 二十四節気 大暑
23日 十二直 成(万物成就の日)
24日 鬼宿日(二十八宿の最良日)
25日 己巳日
26日 大安吉日・一粒万倍日
27日 上弦の月☽
28日 十二直 除(不浄を除く日)
29日 一粒万倍日・十二直 満(万物が満ちる日)
30日 十二直 平(万事に吉日)
お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください。
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります。
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ!
7月も行事が盛りだくさんです。
簡単にひとつずつ行きましょうか。
暦では田植えを終える目安に使われています。
この時期は大気が毒気を含むといわれ、農作業を行わない期間とされていました。
よく取り上げる、五節句のひとつですね。
七夕には索餅(さくべい・今はお素麺)を食べてお裁縫の上達を願います。
織姫と彦星の七夕伝説もありますので、今年は烏兎さんの新作「七夕茶」で、ロマンを感じながら過ごしていただけたら嬉しいです☺
お盆はご存知ご先祖供養の行事ですが、8月に行う地域も多いですね。
中元というと今はお世話になった方に贈る夏の贈り物となっていますが、もともとは暦に関する言葉で、中元のほかに上元と下元もありました。
(合わせて三元といいます。三元とは年・月・日のはじめのことで、一月一日を元日というのは、三元(年月日)のはじめの日だからなのです)
月齢が関係しているのですが上元は1月15日、中元は7月15日、下元は10月15日です。
7月15日は盂蘭盆会と重なり、そもそもはお盆に仏前にお供えする品物を贈る習慣が転じて、お中元を贈るようになりました。
烏兎さんの祖母はお中元で届いた贈り物を「仏様に供えてからね」とよく言っていましたが、子供のころはうちもそうだったという方もおられるのではないでしょうか?
これはそういわけだったのですね。
当店のお茶もぜひ、夏の贈り物にお使いいただけたら嬉しいです。
初伏も中元と同じようにほかに中伏、末伏があり、合わせて三伏といいます。
日本最古の暦にも出てくるほど歴史は古く、この時期の庚の日が三伏にあてられています。
その理由は、庚とは五行で金に属し、火の気が旺盛な夏は火尅金で凶日となり、物忌み日としています。
賽日、藪入り、閻魔詣りはセットになっています。
別名を閻魔賽日といって、この日は地獄の釜の蓋が開き、亡者もお休みします。
そんな日ですので奉公人もお休みをもらって実家に帰る「藪入り」となり、この日は多くの人が閻魔さまにお詣りする閻魔詣りにでかけます。
年に4回ある土用でも、特に夏の土用ははたらきが強いので注目されています。
夏は五行で火気が盛んな季節ですが、相生の火の応援を受けて土用(五行で土にあたる時期)のはたらきも激しくなるのですね。
夏土用の丑の日には「う」のつくものを食べるとよいと言われています。
「瓜」「梅干し」「牛(牛肉)」「うどん」など。
もっとも有名なのは「ウナギ」ですね。
ついついあっさりしたものを選んで食べてしまうこの時期、ビタミン、ミネラルが豊富なウナギは栄養面からも適していて、夏バテ防止になります。
ウナギに限りませんが、夏の食欲不足や消化促進には『月兎のお茶シリーズ 糒ノ茶』がおススメです。
晩酌派にはウコン足しはいかがでしょうか?
このように7月は土用もあって、さらに物忌みの日が多くありますが、物忌みの日には「今は休みなさい」という意味もあります。
熱中症も要注意の火気盛んな時期に加えて、今年は新型コロナウイルスのことも気にしなければなりません。
来月には立秋がやってきますので、秋が来るまで少し大変ですが、どうぞくれぐれも、無理をせず休みを上手に取りながらお過ごしください。
お客さまのご健康を心よりお祈りしております。
ありがとうございました。
暦のお茶 烏兎